軟禁生活35年目にして 「地獄」から、刺激的な「外の世界」へ『悪い子バビー』本予告と場面写真11点が解禁!

(C) 1993 [AFFC/Bubby Productions/Fandango]
9月6日(水)

第50回ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、その強烈で斬新な物語で全世界に衝撃と感動を与えた『悪い子バビー』より、本予告と場面写真が到着した。

「ドアの外に出れば、汚染された空気の猛毒で命を落とす。」そんな母親の教えを信じ、35年間、暗く汚い部屋に閉じ込められていたバビー。身の回りのすべてを母親が管理し、ただそれに従うだけの日々を送っていた。ある日、何の前触れもなく”父親”だと名乗る男が帰ってきたことをきっかけにバビーの人生は動き出す。言葉、音楽、暴力、宗教、美味しいピザ……刺激に満ち溢れた外の世界に、純粋無垢なバビーが大暴走!行く先々で出会う誰もが彼の自由で荒々しいスタイルに巻き込まれていく。


一般社会とかけ離れた過酷な環境で育った男・バビーが、多くの人々との出会い、そして音楽に導かれて自分自身を発見する旅を描く『悪い子バビー』。ヴェネチア国際映画祭での審査員特別賞受賞をはじめ数々の映画祭で評価された、映画の常識を凌駕する世界的傑作が30年の時を越え、遂に日本初公開を迎える。


本予告では、母親の監視下に置かれるバビーの軟禁生活の一部が映し出される。息子の世話を焼きながら、時に鼻と口を塞ぎ「地獄に堕としてやろうか!」と罵詈雑言をぶつける母。そんな暮らしも35年目に突入したある日、自らを”パパ”と名乗る見知らぬ男の出現を機に、「地獄」から刺激的な「外の世界」へ飛び出すことに。何を見るにも新鮮で純粋無垢な心が大暴走!街中を吠え回る狂人ぶりの一方で、ライブパフォーマンスで多くの観客を魅了するカリスマ性が垣間見える場面も。厳しい社会の荒波に揉まれ「自分は外に向いていない」と葛藤するバビーだが……。予想もつかない行動を繰り出すバビーが、人との出会いや様々な経験を重ね、人生のかたちを見つけ出す物語から目が離せない。

『悪い子バビー』本予告

併せて解禁された場面写真では、バビーが事故現場を思わせる場所で座り込む様子や、一目惚れをした女性・エンジェル、更にはバンドマンやバイオリン弾きの少女等、彼と巡り合わせる人々の姿などが11点の中に収められている。


10月20日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

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